瀬戸水注



11. 瀬戸 水注

鎌倉時代  13世紀
所載:「日本陶磁体系6 古瀬戸」
No.49、奥田直栄 著、平凡社、1989年 
H. 16.2 cm D. 13.3 cm




鎌倉時代には、中国から大量の青磁や白磁が輸入されている。
白磁では四耳壺、水注、梅瓶が主要な器種であり、この三器を所有することが、身分の高貴さや
富裕さを象徴していたという。この水注も中国宋時代の白磁の形を模しており、器表全体に古瀬戸
特有の黄緑色の釉が薄くかけられている。盤口の内部と肩には釉だまりができ、ビードロのような
輝きをみせている。頸(くび)から肩、胴、腰へとつづく柔らかな曲線が、完成度の高い中国のものと
は異なる自然でおおらかな美を生み出している。


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更新日 2018-11-17 | 作成日 2007-12-05

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所載写真

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