須恵薬壺




21. 須恵 薬壷

奈良時代  8世紀
来歴: 廣田煕(壺中居)
     魯山人 旧蔵

H. 17.5 cm D. 21cm

Medicine Jar .
8th Century,Nara period, Sue ware, Japan.
Provenance : Hiroshi Hirota ( Owner of Kochukyo)
         Rosanjin
*This piece was given by Hiroshi Hirota to Rosanjin in 1956.

奈良時代に焼かれた頸(くび)の立ち上がりの低い丸壺を「薬壺」と呼んでいる。
正倉院宝物の中にも蓋つきの短頸壺があり、実際に薬種が収められている。本作品の箱の蓋表には、北大路魯山人の筆になる「天平壺」の見事な書があり、この壺の価値を一層高めている。
裏面には 「昭和三十一年十二月十九日 廣田熙君ヨリ寄贈サル 流石ナル逸作として難有受取ル 魯山人」と記されており、名高い壺中居の店主廣田熙から魯山人に贈られたことがわかる。
品のある低い頸 、豊かな曲線を描く胴、きりっと開いた高台、この三者のバランスが絶妙であり、「流石ナル逸作」と断じた魯山人の言葉も首肯できる。






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